こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。

本日は令和3年度2月定例議会の最終議決が本会議で行われました。

今定例会は通常の常任委員会、調査特別委員会に加え予算審査特別委員会が開催され、議案、請願、意見書とともに区が提出した予算案に対する議決がありました。日本共産党会派を除く残りの会派の賛成多数により令和4年度文京区一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の4会計が承認され来年度の執行が決まりました。

文京区の来年度予算は1123億6900万円となり過去最大となります。大きいものを以下に記します。

• 特別区税359億8900万円
• 特別区財政調整交付金214億円
• 国庫支出金159億円
• 地方消費税交付金56億円
• 都支出金88億円
• 繰入金134億円
• 諸収入25億円
• 特別区債25億円
• 分担金及び負担金17億円
• 使用料15億円

コロナ下での税収減収が懸念された昨年令和2年度でありましたが、現状では国や地方自治体の支援により税収が増大という結果になっています。区としても3年目に突入するコロナ下の行政運営では適切な支援保護が行われるよう迅速に対応できる体制強化に努め、我々区議会もしっかりチェックしていきます。具体的な施策としましては柳町小学校、明化小学校等の改築や増大する社会保障費、区内中小企業を始めとする様々なコロナ対策事業、並びに区民の新型コロナウイルスを含む全ての疾病対策やその予防費、ヤングケアラー支援など例年にはない費目が追加され大型予算となりました。もちろんすべての予算案が一年間で足りない場合は速やかに補正予算を組み区政が滞り無く進むよう区議会も一緒になって対応してまいります。