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文京区議会議員 / 自民党のぐち けんたろう/ 公式サイト

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予算審査特別委員会四日目です

こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。

文京区議会 のぐち 予算審査特別委員
昨日に引き続き予算審査特別委員会の四日目です。
産業経済費、民生費社会福祉費、老人福祉費、心身障害者福祉費について質疑応答が行われました。
私も心身障害者就労支援についてコロナ下において就労実数の実態数や相談件数の増加などを障害福祉課長に質問しました。コロナ下において精神障害など障害をお持ちの方が就労する際に区に対して相談が一番最初の一歩になります。またその後の実際の就労につながる動きなどはどうなっているのかなど実態について質疑しました。今年度では就労実態は横ばいであるということ、相談件数は増加になっていることが報告されました。コロナ下で障害者の方たちの生活も変わり就労に向けた取り組みなどが減少するケースなども散見されるとのこともあり、引き続き丁寧な聞き取りや相談などが必要であることが伺えます。他方、相談件数の増加に伴い、来年度以降は相談員の加配が行われるということで予算計上されましたので、一人ひとりに向き合った就労相談がよりきめ細かく行われることを期待します。

またヤングケアラー支援についても質問しました。ヤングケアラーは近年注目されている言葉で、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもたちのことです。厚生労働省も実態調査に乗り出し各地における実数や家族のケアにかかる時間などの把握に努めようとしています。文京区では学校、地域の学校運営協議会や社会福祉協議会など子どもと接する各部署がヤングケアラーに気づき、区の関係各所で連携をとっていく形を構築する途中です。ヤングケアラーの問題は本人に自分の時間を犠牲にして家族のケアをしているという実感が無いことです。まずは家族のケアなどは行政が肩代わりできる部分は負担して、家族のケアをしている児童生徒が自分の時間を取り戻せるようにすることが目標です。文京区でも関係各所で協議会を開き、早期発見の気づきができるよう来年度から取り組みに期待したいです。
またヤングケアラーとされる件数は文京区内では把握できていないとのことでしたので実態はまだわかりませんが、もし自分の時間を犠牲にして家族のケアをしている子どもたちがいるのであれば行政が間に入って子どもたちの時間を確保してあげてほしいと思います。