こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。
ブログでもお伝えしている10万円給付方法ですが、文京区の対応は国の方針を待っておりまだ決まっておりません。区民の皆さんからも区に問い合わせがあり多くの意見は現金一括給付希望です。私も10万円は一括給付ですぐにでもお届けするべきだと思います。しかしながら国の方針は本日12月10日現在クーポンを基本としており、一括給付する際の基準は今月下旬に示される予定です。
今回の給付は当初から申し上げている通り本当に必要なのか検証がなされないまま決まってしまいました。18歳未満ということで子ども子育て支援なのか、所得制限をつけるということは貧困対策なのか、クーポンを使って時限式にするということは景気刺激対策なのかよく分かりません。公明党が出した選挙公約を政治決着により自民党が丸呑みしてそのまま下に政策が降りてしまったので細部がだいぶ甘くなっています。その分国民の皆様からツッコミが多くグダグダ感が否めません。
いまさら配布しないということはもう無理でしょうから、本当に国民の声を聞くのであれば現金一括給付をするべきでしょう。クーポンを使う場合に事務手数料が967億円もかかるというのも庶民感覚から大きくずれています。すぐにでも必要な方にお届けするという言葉を使うのであれば松井一郎大阪市長が言っているように年内にも各自治体の財政調整基金を使って建て替えで10万円を配布し、補正予算が成立した後に各自治体に戻せばいいことです。出来ることはシンプルなのですがスピード感を持ってやると言う割に全くできていないのはなにか理由があるのでしょうか。
この問題についてはこれからも素早く皆様の元へお伝えします。引き続き、文京区や国の対応を見守りたいと思います。