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文京区議会議員 / 自民党のぐち けんたろう/ 公式サイト

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文教委員会に出席しました

こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。

本日は11月定例議会文教委員会が開催され、私も委員として出席しました。報告事項は以下の通りです。

教育推進部

学務課

  • ・文京区立少年自然の家八ヶ岳高原学園の指定管理者の評価結果について
  • ・文京区立少年自然の家八ヶ岳高原学園の指定管理者候補者の選定結果について

八ヶ岳高原学園の指定管理者については奇しくも同じ業者に指定管理をすることになりましたが、すでに千代田区練馬区などでも同じような業務を担当している事業者であり財務体制状況などを、文京区が毎年度行っていくことなどを確認し委員会として了承しました。

教育指導課

  • ・令和3年度文京区学習内容定着状況調査の結果および令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について

文京区「学習内容定着状況調査」では文京区独自のアンケートも含め、国語社会数学理科の項目について区内第1学年の生徒を対象に行われました。学科科目については文京区は全国平均を理科を除く各教科6ポイント以上、理科は3.5ポイント以上上回っており学習内容の定着していることが報告されました。

また生活や授業態度などの総合アンケートでは自己肯定感、ソーシャルスキルなどの部分が全国平均を超えており、文京区の生徒たちが学校生活などで自分の意見を述べることができていること。また自分自身がクラスの中で自分の存在を肯定され受け入れられていると感じていることが分かりました。

他方、コロナ下の影響を受け学校に通いたくなくなったと答える割合も上昇するなど全国的に見られる傾向が文京区の中学生にも共通して見られることが確認できました。

私も教育指導課長に自己肯定感の上昇について質問しましたが、かつては自己肯定感が低く出る時期があり教育委員会としても生徒を褒めたり長所に目をつけるなどの教育を進めていたこと、さらに違う意見を否定せずクラスや友人同士で話し合えるような環境づくりをすすめるよう各学校に求めていることなどを答弁いただきました。

自己肯定感は日本全体で低く出ることが問題とされており、平成26年度に内閣府が13~29歳を対象にしたアンケート結果によると、アメリカ・イギリスなど欧米諸国は8割以上、お隣韓国でも7割以上が自己肯定感を持っていることが分かりました。日本では45%にとどまっており、これは社会全体で共有すべき問題であります。~すべき~でなくてはいけない、など求められるものが多いと言われる日本社会ですが子どものうちはのびのび育てることを主眼にしていただきたいです。文京区だけで行えることは少ないですが自己肯定感が上昇している結果に満足せず、今まで以上に生徒一人ひとりに寄り添い、自分や自分の言動に自信や誇りを持って学んでいけるような環境づくりに取り組んでもらいたいです。

児童青少年課

  • ・文京区立児童館指定管理者の評価結果について

根津児童館及び目白台第二児童館の指定管理者について評価報告がされました。同一法人が運営をしておりこちらも文京区以外でも児童施設などを運営している事業者です。健全な運営を心がけるとともに地域に開かれた施設運営を進めていくことを要望しました。

真砂中央図書館

  • ・文京区立図書館の指定管理者の評価結果について

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から図書館も閉館時期が多かった昨年度でありますが、指定管理を受けた事業者が見やすい展示や、館内を動き回らなくても目当ての本が見つけられるような受付づくりを進めていただいたことが報告されました。本当に今までの日常が送れなくなり、人々の手を介した本の貸出業務も大変だったことと想像します。最近では緩和政策が取られ始めましたが引き続き各館ともに感染予防対策を講じていきながら、キャンペーンや読書相談などの拡充に努めていくことが報告されました。