こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。

決算審査特別委員会二日目に入りました。今日は昨日から引き続き、一般会計歳出のうち総務費防災対策費、選挙費、監査委員費、施設管理費、区民費、産業経済費、民生費社会福祉費、老人福祉費、心身障害者福祉費について質疑を行いました。

防災対策費としては、普段の災害対策委員会では聞けない全体のこととして、区が主体となっている総合避難訓練の開催回数の増加を求めました。年4回では回る地域も多く8－10年に一度の開催となってしまいます。防災課の負担も多いこともわかりますがせめて年6回程の開催となることを求めました。実際に、区主導の総合避難訓練を行ったことで地域に防災の意識が根づき各地域の小学校中学校で地域住民が主体の避難所運営訓練が行われるようになったケースもあります。最初の一回だけでもいいので早めに回るよう区に要望しました。

昨年に続いて今年も私の地元では文京一中で避難所運営訓練を行います。幸運なことに地域の町会と学校の強い協力もあり毎年安定した訓練の開催が続いています。このような好事例もあれば、知り合いの町会は避難所運営訓練協議会会長任せで何も取り組んでいないところもあるようです。災害が発災したら文京区どこであっても被害が発生します。地域別によって防災意識の濃淡が強く出ないよう区には早めに地域を回る総合避難訓練を行ってほしいと思います。

観光事業については花の五大まつりの部分で各まつりごとに規模や参加人数によって違いが大きくありますから、その点においては区が平等に補助金を交付するのではなくて規模の小さいおまつりには個別に見て補助をしてほしい旨伝えました。平等公平が役所の姿勢なのは大変素晴らしいと思いますが、個々の事情に応じた適切な対応も必要なのではないでしょうか。