こんにちは文京区議会議員のぐちけんたろうです。
本日は11月定例議会の文教委員会が開催され、私も委員として参加いたしました。議案請願及び理事者からの報告事項は以下のとおりです。
東京都が令和5年度から18歳までの子どもたちに向けて医療費の助成を決定しましたので文京区も区条例を改正し助成を受けられるようにしたものです。もともと23区では北区や千代田区などが18歳までの医療費無料化しており、私も前回選挙では公約の一つとして訴えておりました。令和5年度は全体費用2億1385万のうち東京都児童手当本則給付7419万を都が負担し、残り1億3000万区負担となります。それ以降につきましても様々協議を進めていき文京区を含む特別区としてもしっかり財源確保に努めていきたいと思います。所得制限や自己負担の部分についても都側に求めていく必要性が出てきますので理事者の協議も見守りつつ議会としても一段と後押しを進め、文京区にお住まいの18以下のお子さんをお持ちの家庭への支援を続けていきます。
多様な子育てニーズに対応するため文京区立一時保育所(キッズルーム)を新たに一箇所開設します。
文京区内としては4箇所目の開設となります。コロナ禍も長引く中で様々な働き方の定着が進んでいます。一時だけでも預けられる場所を確保し子育て支援の一環となることを望んでいます。また地域偏在も踏まえ他地域でも開設が進むよう委員会で要望しました。
文京区立林町小学校の教室不足解消のため校舎の増築を行います。すでに大塚小学校などでも校舎の増築が行われ教室数が増加しました。林町小学校でも子どもたちの学びの場所確保するために進めていきたいと思います。
新たに建設された文京区立誠之小学校ですが、改築工事に伴う工事業者との請負契約が変更されました。子どもたちが毎日快適に学校生活を送れるよう校舎の改築増築などを随時行っております。今回契約した業者さんにも丁寧な工事を行っていただくことを切に望みます。
文京区の子どもたちの学力調査の結果について報告がありました。文京区の子どもたちは全国平均、東京都平均ともに上回っており学力について高い水準であることが示されました。しかしながら不登校問題や教員の休職など文京区に限らずではありますが様々な学校現場の問題が存在しています。いつも申していることですがしっかり一つ一つ問題と向き合いながら現場の意見を大事にしながら教育行政を進めていただきたいですし、議会としても子どもたちの最善の利益につながるよう後押しを続けていきます。
文京区立千石児童館の令和3年の指定管理運営実績について評価が実施されました。
日本保育サービスは文京区内でも5つの児童福祉施設の管理運営を行っており都内でも有数の保育サービスを行っている企業の一つです。文京区としましても子どもの安全を第一にしつつ勤務される職員の方々の働き方改革など推し進めていただきこれからも安心安全な育成室運営にしていただきたいと思います。
文京区立根津児童館及び文京区立目白台第二児童館の指定管理者候補者の評価結果が示されました。以下のとおりです。
コロナ禍で消毒作業など新たな業務が増えた点なども踏まえそれを実施しつつ新たに根津児童館では「おとうさんといっしょ」や目白台児童館で「とことことんサタデー」など新たな事業を実施するなど、利用者の要望に応じた事業展開をしていただきました。保育園の待機児童が解消されるにつれ、小学生が増え児童館に求められることは増えています。これからも利用者のニーズに答えた児童館運営を行っていただきたいと思います。
文京区立図書館の指定管理者の評価結果について
区民のみなさんがよく利用されている図書館の指定管理者について評価が実施されました。図書の貸出や管理、利用者の皆さんへの案内など多岐にわたる図書館業務の中で様々評価が出されましたが一定評価に値する結果となりました。これからも維持管理に努めつつ少しでも利用者満足度が上がるよう取り組んでいただきたいものです。