こんにちは文京区議会議員のぐちけんたろうです。

本日は決算審査特別委員会による各事業の視察の中から文京区小石川にある小石川福祉作業所の視察を行いました。本日の報告書より抜粋でございます。

１．小石川福祉作業所(生活介護事業)
令和３年度より生活介護事業が始まった小石川福祉作業所を視察した。
生活介護の方は現在１５人定員で１２人登録している、年齢層は１８歳
～７０歳代までいるとのことで９時～１６時までを作業所で過ごしている。先
月静岡県の子ども園で起きた事件も受け、送迎バスの確認も徹底している。
重症心身障害児等卒業後の進路先として福祉作業所があることは重要だ。そ
のために、シャワー室の整備を要請されていることは評価する。障がいの度合
いが二極化する傾向がありまた重病の利用者が増えているだけに、福祉作業所
を選択する方には重い障害の方が生活しやすいように改善してもらいたい。
また福祉作業所側が就労継続支援の方々と生活介護の方達とを臨機応変に対
応していることは確認できたが、就労継続支援の方達と生活介護の方達とで行
なう作業・役割など明確な住み分けをしていくことが必要であるとも感じた。
受注が入っていない時はエコ作業をするなど取組みにもしっかり工夫もされ
ており、点字封筒の作業など区が積極的に受注している点も確認ができてよか
ったが、同時に区ができることはまだ色々とあるのではないかと感じた。
今後も作業所が事業拡大を目指すためにも区が後押しして頂きたい。

昭和41年から小石川3丁目にある作業所ですが、令和3年からは生活介護事業の利用者も含めた作業所となり運用されています。

小石川だより

来年度にはシャワー室も設置されることになり、弄便などにもすぐに対応できるようになります。

シャワー室が設置予定の男子トイレ

食堂