アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンを5歳から11歳の子どもについて接種推奨を発表しました。それを受けてアメリカでは5-11歳へのワクチン接種が今月から始まりました。すでに始まっている12歳からの接種も含め本格的に子どもへの接種の動きが世界中で加速しそうです。
日本でも三回目ワクチンの検討が厚生労働省内で始まるなど次への対策が始まっています。
文京区でも12歳の接種が始まっており、令和3年11月4日現在若年層の二回目接種率は以下のとおりです。
10代 73.9% (12歳~19歳)
20代 72.3%
30代 76.5%
区全体 81.3%
40代以降の接種率はすでに80%を超えこれからは若年層へのワクチン接種の浸透が課題になります。文京区保健衛生部感染予防対策課の新型コロナウイルス感染症担当者によれば、12歳からの接種は保護者の判断をもとに接種をしており、ワクチン接種に関する様々な情報提供に努めています。仮に5歳から11歳へのワクチン接種の動きが日本でも検討され、また実施されるようになれば、同じように保護者への情報提供を第一とし接種を希望される場合には速やかに接種できるよう体制を整えていくとのことです。
文京区でも希望する人に全員がワクチン接種が行えるよう今現在も接種体制を整えており、東京都の大規模接種会場と併せていつでも接種可能になっています。
ワクチン接種については様々な考えがあり比較的接種が進んでいる日本でも接種を希望する人しない人で行動が別れています。大切なことはどちらかの一方の考えを押し付けることではなく、ご自身が選んだ方向へ進める道を作ることが大切だと思います。アメリカでは政府系職員や民間企業での実質的な接種の義務付けなどが始まっています。日本では本人やご家庭の考え方を尊重し、押し付けることがないよう政府も文京区も広報しています。今接種を希望されない方も接種を希望したときに窓口を常に開けておくことが肝要です。
文京区でも下記コールセンターや東京都の大規模センターなどと自治体間の連携を行い、希望される方へ速やかに接種を合言葉に対策を行っています。ワクチンについてはいつでもご連絡ください。
文京区ワクチン接種コールセンター
文京区ワクチン接種HP
https://www.city.bunkyo.lg.jp/hoken/kenko/yobousessyu/shingatacorona.html