こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。
令和5年度の決算内容を審査する決算審査特別委員会が今日より6日間始まります。
3名以上の各会派から区側へ総括質問が行われた後に款別質疑に移ります。初日は一般会計歳入として特別区税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、自動車取得税交付金、環境性能割交付金、地方譲与税、地方消費税交付金、地方特例交付金、特別区交付金、交通安全対策特別交付金について質疑が行われました。
特別区税においては区全体の収入額は年々増加をしており、2割の富裕層が区全体の6割の収入を担っており世界的に見られる一部の富裕層が全体を支える構図が文京区でも明らかになりました。他方、ふるさと納税では令和5年度ではおよそ35億円ほどの流出があり区財政へ大きな影響を与えています。ふるさと納税における問題点は特別区区長会においても国へ制度の見直しを常に求めており、特に流出の激しい都市部の自治体からの要望が強まっています。文京区でも長らく返礼品競争には与しないとしてきましたが、昨年度からふるさと納税の返礼品を増やし、少しでもふるさと納税による区税流出を食い止めるべく取り組み始めています。