MENU
CLOSE

文京区議会議員 / 自民党のぐち けんたろう/ 公式サイト

BLOG
ブログ

厚生委員会が開かれました

こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。本日は厚生委員会が開かれ私も委員として出席しました。報告事項は以下のとおりです。厚生委員会

福祉部福祉政策課

新たな地域福祉保健計画の策定について

「文京区基本構想」に掲げる将来都市像の実現に向けて、地域福祉保健を取り巻く現状のニーズを踏まえ区の方向性を明らかにしていくことを目的として策定します。地域福祉保健の推進計画、子育て支援計画、高齢者・介護保険事業計画、障害者・児計画、保健医療計画にまたがる計画になります。令和6年度から3カ年計画でありますからヤングケアラーや引きこもり8050問題など新たな課題解決に向けて需要を汲み取った計画になるよう検討を進めていきます。

福祉部障害福祉課

民間建物を活用した区立放課後等デイサービス事業所等の整備について

文京区立の放課後等デイサービスが新設されます。

  • 開設地:文京区音羽1-19-18(公益財団法人東京都助産師会館1階)
  • 開設日:令和6年7月
  • 定員数:11人以上20人以内
  • 開所日:月曜日から土曜日まで(土日祝除く)
  • 開所時間:(1)学校のある日:13時から18時30分まで
  •      (2)学校が休みの日:9時から17時(長期休業日、振替休日、土曜日)

支援が必要なお子さんを放課後に保育する放課後等デイサービスですが、文京区では現在12ヶ所110名の受け入れしかありませんでした。区が試算している需要数は450名だそうですから待機児童数が出ている計算になります。ただ、利用日数が週に1日のご家庭や週に3日以上のご家庭など日数が変わるという現状がありそのまま保育園などように待機児童数がそのまま入れない数ではないという点は留意する必要があります。しかし、そうであってもまだ足りないのは確かですし私も地域の方から、ご相談を受けることがあります。障害をお持ちなど支援が必要なお子さんは育成室で小学校6年生まで預かることができますが、それから先はご家庭で見つけなければなりません。ご家庭によっては希望する場所や日程が合わないため複数ヶ所に通所されているご家庭もあります。

また地域偏在をなくすために様々な地域で区有地民有地の確保を進めて頂きたいと思います。私も豊島区の放課後等デイサービス施設でボランティアをしていたのですが、近隣の文京区から利用されているご家庭もありました。お住まいが文京区であっても近くの施設がない等の理由で近隣区をご利用されるケースもあると思います。少しでも区民の皆さんの負担軽減につながるよう今回のような新設施設が増えることを委員会でも強く要望いたしました。

福祉部介護保険課

旧区立特別養護老人ホームの大規模改修に向けた検討について

区有施設の旧区立特別養護老人ホームの経年劣化に伴う躯体・外装・内装の機能向上のために大規模改修を順次行っています。

対象施設:特別養護老人ホーム文京白山の郷(文京区白山5-16-3)

  • 予定スケジュール:令和5年7月~ 運営法人と協議
  •                  9月~令和6年3月 基礎調査委託

施設の現状を捉え大規模改修を進めていただきたいと思います。

小日向二丁目国有地における特別養護老人ホーム等の整備について

国から50年の定期借地契約を結んだ小日向二丁目国有地に特別養護老人ホーム等の福祉施設建設計画について現況報告がありました。すでに何度も各種委員会等で議論がなされていますが、約7,182㎡の敷地内に以下の施設の建設が予定されています。

  • 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 短期入所生活介護(ショートステイ)
  • 地域密着型サービスのうち認知症グループホームまたは看護小規模多機能型居宅介護
  • 育成室
  • その他、住民より要望のあった設備・機能(広場、敷地内通路、消防水利)

今後のスケジュール

  • 令和5年6月 方針決定
  •     7月~整備事業者公募
  • 11月選定委員会
  • 令和6年1月事業者決定
  • 令和6年度以降 設計・工事
  • 令和10年度以降 開設
本駒込五丁目認知症高齢者グループホームの有償譲渡に伴う運営事業者の変更及び補助金の一部返還について

下記事業所が事業者間において有償譲渡され、当該事業所の整備において交付した「文京区認知症高齢者グループホーム整備事業補助金」の返還を求め、東京都に「東京都認知症高齢者グループホーム緊急整備支援事業補助金」の一部返還を行いました。

  • 旧事業所名:文京ひかりの里
  • 新事業所名:愛の家グループホーム文京本駒込
  • 所 在 地:文京区本駒込5丁目66番5号
  • サービス種別:認知症対応型共同生活介護(3ユニット定員27人)
  • 開 設 日:平成25年2月1日
  • 新開設日 :令和5年5月1日
  • 旧事業者 :医療法人創建会(三重県桑名市新西方三丁目218番地)
  • 新事業者 :メディカル・ケア・サービス株式会社
  • (埼玉県さいたま市中央区新都心11番2ランド・アクシス・タワー29階)

補助金返還金:区補助金62,426千円

都補助金62,426千円(都補助率10/10)

コロナ禍等による企業の経営状況の変化により文京区の福祉施設運営事業者が変更となりました。利用者の皆さんの立場も考えてこういったことがないようこれからも事業者の経営基盤については文京区として確認を行いつつ今後の様々な各種事業の事業者選定に活かしてほしいと思います。

保健衛生部健康推進課

令和4年度ぶんきょうハッピーベイビープロジェクトの実施結果及び今年度の取り組みについて

令和4年度に行われたぶんきょうハッピーベイビープロジェクトの実施結果と今年度の取り組みについて報告されました。コロナ禍ではオンライン開催が多かったものも今年度は対面形式が復活し参加型イベントが多くなることが想定されます。また現在区内にある文京学院大学、拓殖大学、東洋大学に加え新しく茗荷谷にキャンパスができた中央大学の学園祭にも参加できるよう調整中とのことで今後のさらなる広がりに期待しています。

保健衛生部予防対策課

自殺対策計画の改定について

「文京区自殺対策計画(令和元年度~令和5年度)」の計画期間終了に伴い、昨今の社会情勢の変化や国や都の動向も踏まえ改定を行います。また文京区における意識等の実態把握のためにも調査を行うこととなりました。

2022年の調査によると自殺者は全国で2万1881人になり小中高生でも514人にのぼっています。文京区では男性15人女性9人となっていて23区では一番低い割合になっています。自殺に至る理由は健康状態、経済状態、家庭問題など様々ですが少しでも心の声をすくい上げられるよう行政として取り組みを続けていただき、さらに若年層、女性層など近年増加している層へのアプローチを続けてほしいと思います。

新型コロナウイルス感染症の現状等について

5類感染症移行後の保健所の対応について

区独自の「文京区新型コロナウイルス相談窓口」を継続し基本的な感染症対策の励行をすすめていくこととなります。また入院調整や区内医療機関や医師会への説明など情報共有を行いながら連携強化を継続していきます。

新型コロナウイルスワクチンの接種状況等について

令和5年度春開始接種について

接種期間:令和5年5月8日から令和5年8月31日まで

接種対象者:1・2回接種を終了し最終接種から3ヶ月以上経過している以下に該当する方

  • 65歳以上の高齢者
  • 5歳から64歳までの基礎疾患を有する方
  • 重症化リスクが高いと医師が認める方
  • 医療機関や高齢者施設、障害者施設等の従事者

使用ワクチン:オミクロン株対応2価ワクチン(ファイザー・モデルナ)

 

また一般質問として認知症基本法について質問をいたしました。今月14日に参議院で認知症基本法が可決・成立しました。理念法ではありますが、本法は認知症の人の尊厳の尊重、正しい理解の普及、認知症バリアフリー化の推進、パーソン・センタード・ケアの導入、予防法・治療法の確立などが柱になっております。特に文京区においては認知症バリアフリー化の促進や、認知症本人を包括的にケアするパーソン・センタード・ケアなどについてこれからもっと積極的に施策を打ち出していくよう要望いたしました。