こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。本日は自治制度・調査特別委員会が開催されています。理事者からの報告事項は以下のとおりです。
下記の文京区内にある跡地利用などについての状況報告がなされました。
現在区内に残っている広域の公有地の利活用については、地域の皆さんとしっかりと話し合いニーズに合った活用をしていただきたいと思います。私の近くの地域で言うと、大塚地域活動センター跡地については第二のビーラボを作るなど主に中高生の子どもたちの拠点となるような施設利用にしていけるよう働きかけをしています。旧建物を建て替えると3階まで建設可能だそうですから実現可能であると思っています。
子どもたちの居場所づくりに関して年齢問わず施策を行ってほしいと思います。
策定から6年が経過した文京区公共施設等総合管理計画について、新型コロナウイルス感染症の前と後で社会情勢が変化していることから要望や需要を見直し実態に沿った計画を立てていきます。また、昨年度板橋区に視察に行った際によく言われたユニバーサルデザインを取り入れるなどこれから先の区有施設として使いやすい施設計画にしてもらいたいものです。
令和5年度は36億円減収と、年々流出額が大きくなるふるさと納税による区民税の減収額を補うための対応について報告がありました。文京区では宅食プロジェクトや文京共創フィールドプロジェクトなど区の施策に共感し賛同して頂ける方々にふるさと納税制度を活用していただきました。しかし、区長自身が過度な返礼競争には乗らないという姿勢を崩していないため文京区からは流出が続いている状況です。お隣台東区などでは地域の魅力的な観光資源などを活かし少しでもふるさと納税をしてもらえるよう努力しています。魅力ある自治体を作っていくのも大切ですが、文京区でも教養や自然、野球の読売ジャイアンツなどの提携などアイディアを活かしふるさと納税してもらえる返礼品を創造していくことも必要な時期に来ていると思います。
地域課題や社会的課題の解決に向けてスタートアップ企業等が行う先進的・画期的な技術等による実証事業を募集し採択した企業に対し関係部署とのマッチングや広報の周知啓発やふるさと納税を活用した資金調達等の支援を行います。資金がなくても先進的な取り組みをしているスタートアップ企業を区が支援し、少しでも区民のみなさんが暮らしやすい生活ができるよう取り組んでまいります。
新型コロナウイルスに罹患した自宅療養を行う方等の生活支援のため、区内商店街連合会と連携して宅配事業「文京ソコヂカラおたすけ便」を実施しその結果が報告されました。
経済変動による影響を受けている区内店舗の支援のため値引きやおまけなどの消費者還元サービスを実施した店舗に対しサービスに掛かる費用を補助したり原材料等の購入経費の補助を行いました。
キャッシュレス決済ポイント還元事業補助
このブログでも毎年お伝えしているPayPayを活用したキャッシュレス決済ポイント還元事業について、東京都の補助金「東京都生活応援事業」等を活用して補助を行いました。今年も盛況だったようで他区からも利用者があったと評判です。
これからも区として素早く地域の皆さんの生活実態に即した経済支援を行っていけるよう取り組みを進めてまいります。
経済変動による影響を受けている区内中小企業に対し、事業再興に向けた事業計画の策定や各種補助金等の申請等に当たっている専門家の支援を受けた際の費用及び高騰が続く電力・ガス・燃料等による経費の補助を行いました。末永く区内で事業を続けていただけるよう経済課としては様々な施策をこれからも行ってまいります。