こんにちは文京区議会議員のぐちけんたろうです。

決算審査特別委員会の視察として小石川福祉作業所に引き続き、大塚小学校増築校舎部分の視察を行いました。以下報告書より抜粋でございます。

令和３年度に増築工事が終了した大塚小学校を視察した。
令和３年２月下旬～令和４年３月まで、５億８１９万円を掛け行われたこの
増築工事は、既存の校舎との接続の違和感、日影規制やプライバシーの問題な
どもなく同時に既存校舎の既存的不適格も改善された。
新設された育成室は、元の育成室の１．５倍の規模、畳の枚数も２倍になり
、快適となった。
手をかざせば自動で水が出るようになった洗面台、校庭の人口芝生化、屋上
緑化、体育館や特別教室もＬＥＤ化が終了し学校全体のＬＥＤ化したことによ
る電気容量の確保、増設されたエレベータは給食リフトの役割も担う点、増築
に伴うバリアフリー化など、機能的利便性と増築効果の高い増設工事が行なわ
れたことを確認した。
防災倉庫に関しては、場所が細い路地を通った奥側にあるため、現実に使う
時の搬入の際等に不安が残ること、倉庫の建っている場所に大きな段差があり
、危険性が拭えない点は、改善が必要だと感じた。また、深夜でも開ける状況
も考慮し、防災倉庫周辺の照明機能をしっかり整え使用する際の安全性の確保
に努めて頂きたい。

増築校舎を校庭側から

既存校舎と体育館をつなぐ廊下部分

大塚小学校は生徒数の増加により普通教室の不足が深刻化しておりましたので、既存校舎と体育館をつなぐ廊下部分に校舎を増築し、一階を育成室として二階から四階までを普通教室として新たに建設いたしました。

これにより教室数の不足解消はもちろん防災倉庫も拡大し地域の防災拠点としての整備もなされました。