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文京区議会議員 / 自民党のぐち けんたろう/ 公式サイト

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自治制度・地域振興調査特別委員会が開かれました

こんにちは文京区議会議員のぐちけんたろうです。文京区議会 自治制度・地域振興調査特別委員会

今日は自治制度・地域振興調査特別委員会が開かれ、私も委員として出席しました。報告事項は以下のとおりです。

企画政策部企画課

国家公務員小日向住宅跡地(小日向二丁目国有地)の活用について

文京区小日向二丁目にある国有地についてこれからの活用について報告があり、委員会で議論がなされました。そもそもこの土地は国家公務員小日向住宅跡地

を国から借り受け住民の暮らしの工場などに当てるものとして考えられています。国の未利用地取得取り扱いの考え方においても、時代のニーズに合わせて将来世代に対して様々な課題に対応できるようにするため、一度売却した場合は再取得が難しいことも勘案し国から貸付される形を取っています。このような期間を定めての定期借地権については福祉介護などをもとにした公用公共優先原則のもとに有効活用が求められてきました。

今回文京区はこの土地に4つの視点を盛り込み利用施設の策定を進めました。

  • 地域の特性や安全・安心の視点
  • 区全体の施策の視点
  • 周辺環境との調和の視点
  • 国有地整備としての視点

これらを満たすことが求められており、いま文京区において一番求められているものはなにかを議論した結果この土地に以下の施設の建設を予定しています。

  • 特別養護老人ホーム(定員約100名)ショートステイ施設や防災拠点の側面も
  • 地域密着型サービス①認知症高齢者グループホーム
  • 地域密着型サービス②看護小規模多機能型居宅介護事業所
  • 育成室(定員約40名を2室)

今後のスケジュール

  • 令和4年11月 活用方針素案に対するパブリックコメント及び住民説明会
  • 令和5年3月   国へ活用方針案提出
  • 令和5年6月   国有財産地方審議会(国の利用方針の決定)
  • 令和5年度  国の利用方針に基づき区が整備業者公募
  • 令和6年度  整備事業者決定
  • 令和7年度  国と事業者の間で有償貸付合意締結
竹早公園及び小石川図書館の一体的整備の方向性について

私の地元である小石川5丁目にある竹早公園と小石川図書館の一体的整備の方向性について現状報告がありました。小石川図書館の建て替えについては私が初当選した令和元年度より議論が始まりすでに数度の図書館機能向上委員会などを経て竹早公園との一体型整備の方向性が打ち出されました。今回はそれをどのように方向性を出していくかということをこれから決めるという報告でした。

かつて竹早公園は区民プールもあり私達子どもにとっては格好の遊び場でした。私自身は成長しましたが、今でも帰り道に通ると多くの子供達の遊び声が聞こえ、また多くの区民のみなさんがテニスコートを利用されています。区としてもこれまでも利用方法を大きく変えることのないようにしたいと考えているようで、テニスコートや公園の部分などのコンセプトは残しつつ図書館との一体型をどのようにするのか頭を悩ませている様子が感じ取れました。また小石川図書館も区内で最古の建て替えしてない図書館になりましたのでそこもスピード感を持って、利用される方が不便無いよう建て替えを進めていただきたいと思います。

地方分権改革による権限委譲等への特別区の対応について

地方分権改革関連法の施行に伴い「事務・権限の移譲(第12次分)」について特別区における対応の有無等に関し、各主管部長会での検討状況が取りまとめられ文京区においての対応事項が示されました。

  • 区内18ある認可地縁団体について合併及び書面等による決議を可能とする見直し
  • 難病の患者に交付する医療受給者証について指定医療機関の包括的な記載を可能とする見直し

認可地縁団体という今まで自治会などの地域の地縁に基づいて形成された団体が解散や合併などする際に生じる様々な行政課題について、手続きが速やかに行えるよう決議が可能となりました。

また患者が受ける医療機関については個別に名称等を記載しなければいけなかったのですが、包括的な記載が可能になりました。

例)東京都〇〇病院(☓区) → 東京都の指定医療機関

簡素化され利用者の方が使いやすい医療受給者証になりました。

文京共創フィールドプロジェクト(B+ビータス)資金調達サポートの募集結果及び行政連携サポートの実施について

地域課題や社会的課題の解決に向けて、先進的・画期的な技術等によりガバメントクラウドファンディングを活用した実証事業を行うスタートアップ企業、大学、研究機関等を募集した結果採択事業が決定しました。20事業の応募から選ばれたのは以下の事業です。

  • NaviLensを活用した視覚障害者の移動支援事業(株式会社メジャメンツ)
    • シビックセンター各所に視覚障害者の移動をサポートする説明文を組み込んだ2次元コード貼り、視覚障害者向けアプリを用いて人流が多い場所でもスムーズに移動できるか検証する
  • メンタルヘルスケアで中小企業を元気に!客観的評価システムとオンライン支援で早期発見・不調予防(株式会社BANSO-CO)
    • 区内中小企業の従業員を対象として、オンラインカウンセリング及び客観的評価システムによりメンタルヘルス不調を早期発見・予防できるか検証する

今後のスケジュール

  • 令和4年10~12月 ガバメントクラウドファンディングによる寄付開始
  • 令和5年1月     助成金交付
  • 令和5年3月     実績報告

総務部総務課

令和3年度内部統制の評価について

地方自治法(昭和22年法律第67号)第150条第4項に規定する評価を行った、内部統制評価報告書および同付属資料が作成されました。

この内部統制の評価報告書は誤解が多いのですが、文京区での行政執行された中でリスクになり得る箇所などを先に予防し危機の目を摘んでいくということが重要な目標であります。実際にホームページ等で発表されている数字については、情報漏えい等があった数ではなく事故になり得る部分が○件あったというものです。実際に内部から事故があった数字ではありません。

文京区ではかつて誤送付や育成室への未払い事件などプレス発表されるような人的ミスがありました。そういったものを事前に防ぐ目的で内部統制評価シートを作成し、全庁的に共有することで同じミスを繰り返さない、新たな間違いを増やさないことを目指しています。役所が扱う個人情報は膨大なものになります。人間ですからミスはしてしまうにしても、それがどこかで事前に防ぐことができるよう精度を高めていっていただきたいです。

区民部経済課

キャッシュレス決済ポイント還元事業補助の実施について

昨年11月にこのブログでお伝えした(文京区内商店でキャッシュバックキャンペーン!!)文京区商店街連合会が実施するキャッシュレス決済によるポイント還元事業が今年も開催されます。去年と同じく予算3億円を用意し、区内加盟商店で買い物を行う際に一定料金キャッシュバックされるものであります。

  • 期間①令和4年11月1日~15日
    • 還元率10%
    • 区内大型商店※コンビニ、イオングループ店舗など資本金5000万円以上
    • 上限金5000円
  • 期間②令和4年11月16日~令和5年1月10日
    • 還元率20%
    • 区内小型商店
    • 上限金10000円

去年と違う点は一回一回の上限を撤廃し期間によって上限金をつけることにしました。去年はこまめに来店してもらうことを狙うあまり一回1000円上限で計5000円などとしていたのですが、これだと大きな買い物ができないという利用者の声を受けて一括で上限金まで行くようにしました。また第二弾に付きましても去年と同じく年をまたいで利用できるよう期間も調整しました。

昨今の世界経済による物価高騰により家計の苦しさがクローズアップされております。今回も区内商店の活性化とともに、商店を利用される区民の皆様が利用され生活の補助の助けになることを願うばかりであります。