こんにちは文京区議会議員のぐちけんたろうです。
今日は自治制度・地域振興調査特別委員会が開かれ、私も委員として出席しました。報告事項は以下のとおりです。
文京区小日向二丁目にある国有地についてこれからの活用について報告があり、委員会で議論がなされました。そもそもこの土地は国家公務員小日向住宅跡地
を国から借り受け住民の暮らしの工場などに当てるものとして考えられています。国の未利用地取得取り扱いの考え方においても、時代のニーズに合わせて将来世代に対して様々な課題に対応できるようにするため、一度売却した場合は再取得が難しいことも勘案し国から貸付される形を取っています。このような期間を定めての定期借地権については福祉介護などをもとにした公用公共優先原則のもとに有効活用が求められてきました。
今回文京区はこの土地に4つの視点を盛り込み利用施設の策定を進めました。
これらを満たすことが求められており、いま文京区において一番求められているものはなにかを議論した結果この土地に以下の施設の建設を予定しています。
今後のスケジュール
私の地元である小石川5丁目にある竹早公園と小石川図書館の一体的整備の方向性について現状報告がありました。小石川図書館の建て替えについては私が初当選した令和元年度より議論が始まりすでに数度の図書館機能向上委員会などを経て竹早公園との一体型整備の方向性が打ち出されました。今回はそれをどのように方向性を出していくかということをこれから決めるという報告でした。
かつて竹早公園は区民プールもあり私達子どもにとっては格好の遊び場でした。私自身は成長しましたが、今でも帰り道に通ると多くの子供達の遊び声が聞こえ、また多くの区民のみなさんがテニスコートを利用されています。区としてもこれまでも利用方法を大きく変えることのないようにしたいと考えているようで、テニスコートや公園の部分などのコンセプトは残しつつ図書館との一体型をどのようにするのか頭を悩ませている様子が感じ取れました。また小石川図書館も区内で最古の建て替えしてない図書館になりましたのでそこもスピード感を持って、利用される方が不便無いよう建て替えを進めていただきたいと思います。
地方分権改革関連法の施行に伴い「事務・権限の移譲(第12次分)」について特別区における対応の有無等に関し、各主管部長会での検討状況が取りまとめられ文京区においての対応事項が示されました。
認可地縁団体という今まで自治会などの地域の地縁に基づいて形成された団体が解散や合併などする際に生じる様々な行政課題について、手続きが速やかに行えるよう決議が可能となりました。
また患者が受ける医療機関については個別に名称等を記載しなければいけなかったのですが、包括的な記載が可能になりました。
例)東京都〇〇病院(☓区) → 東京都の指定医療機関
簡素化され利用者の方が使いやすい医療受給者証になりました。
地域課題や社会的課題の解決に向けて、先進的・画期的な技術等によりガバメントクラウドファンディングを活用した実証事業を行うスタートアップ企業、大学、研究機関等を募集した結果採択事業が決定しました。20事業の応募から選ばれたのは以下の事業です。
今後のスケジュール
地方自治法(昭和22年法律第67号)第150条第4項に規定する評価を行った、内部統制評価報告書および同付属資料が作成されました。
この内部統制の評価報告書は誤解が多いのですが、文京区での行政執行された中でリスクになり得る箇所などを先に予防し危機の目を摘んでいくということが重要な目標であります。実際にホームページ等で発表されている数字については、情報漏えい等があった数ではなく事故になり得る部分が○件あったというものです。実際に内部から事故があった数字ではありません。
文京区ではかつて誤送付や育成室への未払い事件などプレス発表されるような人的ミスがありました。そういったものを事前に防ぐ目的で内部統制評価シートを作成し、全庁的に共有することで同じミスを繰り返さない、新たな間違いを増やさないことを目指しています。役所が扱う個人情報は膨大なものになります。人間ですからミスはしてしまうにしても、それがどこかで事前に防ぐことができるよう精度を高めていっていただきたいです。
キャッシュレス決済ポイント還元事業補助の実施について
昨年11月にこのブログでお伝えした(文京区内商店でキャッシュバックキャンペーン!!)文京区商店街連合会が実施するキャッシュレス決済によるポイント還元事業が今年も開催されます。去年と同じく予算3億円を用意し、区内加盟商店で買い物を行う際に一定料金キャッシュバックされるものであります。
去年と違う点は一回一回の上限を撤廃し期間によって上限金をつけることにしました。去年はこまめに来店してもらうことを狙うあまり一回1000円上限で計5000円などとしていたのですが、これだと大きな買い物ができないという利用者の声を受けて一括で上限金まで行くようにしました。また第二弾に付きましても去年と同じく年をまたいで利用できるよう期間も調整しました。
昨今の世界経済による物価高騰により家計の苦しさがクローズアップされております。今回も区内商店の活性化とともに、商店を利用される区民の皆様が利用され生活の補助の助けになることを願うばかりであります。