こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。
本日は文教委員会が開催され、学校給食費食材費補助について学務課より報告がありました。私のブログでも何度かお伝えしましたが、先日教育委員会で決定し新聞等プレス発表されたものです。現在文京区立の小学生は10,541人中学生は2335人となり、総額は2300万円ほどになります。今回の財源は地方創生臨時交付金を使います。補正予算が通る前の専決事項になりますが、6月補正により可決される見通しです。文京区の給食費は8年間値上げしてない状況が続いています。
今回の材料費の値上げについては世界的な原材料費や流通費の高騰によるものが直接的な原因です。しかし世界第3位の小麦輸出国であったウクライナの情勢を受けて、東京23区中2区では影響があるとのことが報道ではなされています。文京区では現時点では給食業者等より影響はない旨の報告を受けていますが、これから収穫期を迎える世界各国の小麦などの原材料の状況を見る必要があります。
給食費については先程述べた通り文京区は8年間現在の値段を維持し続けています。この間様々な値上げ要因があり今回は地方創生臨時交付金を使うことで乗り切れましたが、次回このような大きな世界的な流れの中で原材料費等が膨らむことがあればまた新たな方策を練る必要があると思います。学校給食は学校給食法に基づいて学校給食摂取基準をもとに一食ごとの栄養素摂取量が考えられています。文京区では栄養士さんが1円2円の単位で食材費をやりくりして毎日の栄養バランスを考えた給食を出していただいています。保護者の方の負担が増えることないように行政努力を続けながら、子どもたちには毎日おいしい給食を食べてほしいと思います。