こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。
前回ブログ(米で5歳から11歳のワクチン接種開始 11月5日付)でお伝えしたように、5-11歳のワクチン接種概要が徐々に国から公表されはじめています。世界中で低年齢に対するワクチン接種はどんどん始まっています。イスラエルでは一昨日から5歳から接種が開始され、カナダも低年齢へのファイザー社製ワクチン接種を承認しました。接種年齢も中国では3歳から、インドネシアでは6歳、キューバは2歳、コスタリカは5歳などと低年齢も珍しくなくなってきました。この流れを受けて文京区でもどのように進めていくか厚生委員会で感染予防対策課、文教委員会で教育委員会にそれぞれ質問いたしました。
感染予防対策課からは12歳からの接種時と同じく、これまで通り保護者にワクチン接種の状況や副反応も含めた接種後に起こりうる結果などの情報提供を速やかにしていくことをお答えいただきました。ワクチンを接種するかどうかはすべて保護者の選択になりますので、どのようなことが世界中で起こっているか区が持っている情報を元に各ご家庭でご判断いただきワクチン接種の選択につなげていきます。またその情報が更新されるたびに教育委員会を通して学校にも正しい情報を伝え保護者のもとに届けられるよう教育委員会を始めとして各学校と連携していくことを改めて確認しました。
教育委員会には教育指導課を通じて、12歳からのワクチン接種と同様学校でワクチン接種するかどうかの話題をしないこと、発熱などの副反応が現れた際は学校教育法に則って出席停止を含めた適切な処理をしていくことを答弁されました。
何度もお伝えしていますが、ワクチン接種はご家庭の判断が最優先されます。
今ある情報を区民の方にしっかりと伝えてそれを元にご判断いただくことが肝要だと思います。文京区として備えておくべきことは、ワクチン接種に関することで児童生徒が差別されることがないようクラス担任を含め学校全体で取り組んでいくこと、そしてご家庭の判断を尊重すること、最後にいつでも希望するときに接種できる体制を整えておくことです。
これからも情報発信をしてまいりますが、いつでもワクチン接種などに関するご質問があればご連絡ください