こんにちは、文京区議会議員のぐちけんたろうです。
昨日ショッキングな事件が愛知県で起こりました。愛知県の中学生が同じ中学校に通う生徒を包丁で刺殺したというものです。事件が朝のホームルームの時間に起こり担任もいたにも関わらず事件を止められなかったようです。
まだ情報が少ない段階であるものの学校側はトラブルは確認していなかったということですが、一日経って報道ではいじめが原因とも伝えられており、学校が掴んでいない人間関係があったことが伺えます。学校側は事件を受けて定期テストと中止し心理カウンセラーの派遣を市の教育委員会に要請しました。
いつも申し上げていることですが、いじめの対処でいちばん大切なことは早期発見で適切に対応することです。今回は担任や学校側も把握できていない人間関係があったことが伺えるなど学校側のいじめ防止対策には疑問が残ります。文京区でも教育指導課を始めとして教育委員会一丸となっていじめ防止に取り組んでいますが、その柱は横の連携の強化であると考えています。常日頃から児童生徒を見守っている担任やその管理をしている副校長や校長など学校全体で見守り、防止、そしていじめが疑われたら発見を繰り返すことです。昨日の事件を受けた現段階では文京区の学校から心理カウンセラーの増員要請などはまだ出ていないようですが、不安になる児童生徒が出ないよう子どもたちに寄り添い誰もが安心して過ごせる学校生活を送れるようしていただきたいです。