ベイカー茉秋選手に続き文京一中の卒業生であるウルフ・アロン選手が、本日の東京オリンピック柔道100キロ級で見事金メダルに輝きました。

膝の怪我が万全ではない中、延長戦となった決勝で韓国人選手とジリジリした組合の中一瞬のスキで技を決めた瞬間飛び上がって喜びました。本人も苦しかったと漏らしていたように、自身の怪我と地元東京というプレッシャーは計り知れないものがあったに違いありません。それでもここぞの場面で勝ち抜き金メダルを獲得したことは本当に見事でした。

文京一中卒業生とは申せ、私とは接点はなにもないのですがそれでも同じ校舎で学んだ後輩が世界を相手に偉業を達成してくれて誇らしい気持ちです。

もともと文京一中の柔道は私が中学に入った1993年頃から阿久津先生という顧問の先生がいて、そこから区内でもメキメキ強くなった記憶があります。私の同級生も何人も柔道部で鍛えられ都大会出場常連校でした。それから伝統は受け継がれていたようで、春日にある講道館道場に通っている生徒が文京一中に来るようになったということです。ウルフ・アロン選手の他にもベイカー茉秋選手や五味奈津実選手なども柔道で輝く卒業生たちです。

ウルフ・アロン選手もコロナウイルスが落ち着いたら母校に帰ってきて後輩たちにメダルを見せてくれるような機会があるといいですね。